ロータリー奉仕・参加
2020年4月 つながり、協力、そして奉仕
新型コロナウイルスの世界的流行の中でもつながる
現在、世界各地で新型コロナウイルス(COVID-19)によるさまざまな影響が出ています。ロータリーにおいても、日常生活が変化し、多くの対面式会合や行事が中止となりました。しかし、ロータリーは1世紀以上にもわたり、友情と奉仕で世界をつないできました。当初の予定通りに行事を開催できなくとも、積極的に参加し、互いにつながり、地域社会に奉仕し続けることができます。

以下にいくつかのアイデアをご紹介します。
  • イタリアのRoma Polisロータリークラブに所属する心理学者の会員がオンラインでの例会で、新型コロナウイルスの流行中におけるメンタルヘルスの重視について卓話しました。この例会は誰でも参加できるものでした。?
  • 物理的距離を置くことが求められる中でも人びとがつながりを保っていけるよう、Metro Bethesdaロータリークラブ(米国メリーランド州)は、単身の会員や地域社会の人びとをリストアップし、「電話連絡網」を作りました。ボランティアが毎日または毎週5人に連絡をし、玄関先に色とりどりの草花を届けるという活動を行っています。
  • Schaumburg-Hoffman Estatesロータリークラブ(米国イリノイ州)は、毎年恒例の最大のファンドレイジング行事を対面式で実施することができなかったため、この行事をFacebook Liveのイベントとして開催しました。その結果、毎年対面式で行っているイベントの時とほぼ同額の募金(12万ドル)を集めることに成功しました。
  • シンガポール・ロータリークラブは、毎週の対面式の例会を中止した後、初めてのウェビナーを開催しました。このウェビナーには、疫学者と感染病のスペシャリストが参加し、会員の質問や疑問に答えました。必要に応じてオンライン会合を継続していく予定の本クラブは、地域社会のために生活必需品を集める活動も実施しています。
  • イタリアのBrescia Veronica Gambaraロータリークラブは、地元の病院で第一線で仕事をする医療従事者が必要とする医療品について調べ、それらを購入しました。
地域社会のリーダーである皆さまには、お互いに、また地元の人たちとつながるためのクリエイティブな方法や、地域社会が必要とする支援を提供するための革新的で安全な方法を模索していきましょう。地元の医療機関に連絡し、新型コロナウイルスへの対応としてロータリークラブに何ができるかを尋ねてみるのも良いでしょう。また、教育機関にも連絡を取り、教師や学校に対してどのような支援ができるかを検討しましょう。さらに、中小企業やその従業員を支援する方法を探るため、地元の労働局にも働きかけてください。地元のほかの非営利団体がどのような活動を実施しているかを調べ、安全なかたちでクラブ会員が参加できる機会があるかを確認しましょう。ほかのクラブによるプロジェクトを見たり、皆さんのクラブの奉仕プロジェクトを紹介するには、ロータリーショーケースをご利用ください。

新型コロナウイルスの流行中にクラブと地区の会員がどのようにつながりを保っているかについてのアイデアやリソースを紹介したり、ディスカッションに参加するには、ラーニングセンターのオンラインでのミーティングのグループをご利用ください。

>>ロータリーの新型コロナウイルスに関する最新情報
新型コロナウイルスへの対応で利用できる補助金
支援を必要とする人をサポートするために

世界を変える行動人であるロータリー会員は、新型コロナウイルスに対応するための方法を探り、影響を受けている人たちへの支援を提供することを願っています。ロータリー財団は、地元や海外の地域社会でロータリアンが支援を提供できるよう、いくつかの補助金の選択肢を設けました。

補助金に関して詳しくはこちら

オンライン会合
インターネットを利用した活動への移行?

ZoomSkypeGoToMeetingといったシステムは、会員がオンラインで会合を開くのに最適です。これら3つのプラットフォームはいずれも、アカウントの設定から技術的問題の解決まで、しっかりとしたサポートを提供しています。ロータリーとローターアクト会員は、ロータリー グローバル リワードを通じてZoomの割引を利用することができます。FaceTime、グーグルハングアウト、WhatsAppといったソーシャルメディアやその他のツールも、会員同士がつながる上で活用できるものです。?

オンライン会合のヒントはこちら
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職業奉仕

職業的・個人的な成長の機会

職業奉仕の奉仕部門は、すべてのロータリー会員が高潔性をもって仕事をし、その専門知識を生かして、地域社会が抱える問題やニーズに応えることを奨励しています。自宅で過ごす時間が多くなり、少し時間を持て余している場合、オンラインで何かを教えたり、教育的ビデオやブログを作成したり、バーチャルボランティアを行うことができるほか、オンラインワークショップやビデオを通じ、ソーシャルメディアで自分の知識をシェアすることができます。

新しいスキルを学びたいと考えている場合は、ラーニングセンターからさまざまなコースをご覧ください。
ブログより
新型コロナウイルスの流行の中でロータリーに参加し続ける方法

ロータリーは人と人とのつながりを礎としています。でも、新型コロナウイルスの影響で例会や行事ができない、親睦や奉仕の活動ができない、という方も多いでしょう。今回は、オンラインを通じてさまざまな方法でロータリーに参加し続ける方法をご紹介します。

オンライン会議ツールの活用: 新型コロナウイルスでテレワーク(在宅勤務)をする人が多くなり、最近メディアでも話題となっているのがオンライン会議ツールです

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海外の新しい友人をつくろう
ロータリーのネットワークと親睦の機会を紹介する新しいビデオ

ロータリーは、同じような価値観を共有し、世界をより良い場所にすることを願う120万人の会員から成るグローバルコミュニティです。ロータリー会員であることで、共通の情熱や関心を共有する世界中の人たちとのネットワークを広げることができます。通常は、クラブ例会に出席し、地元地域で活動することが多いかもしれませんが、自分のクラブや地区以外の会員とつながることで、グローバルなインパクトをもたらす活動に参加する機会がもたらされます。

ロータリー親睦活動?ロータリー友情交換プロジェクトフェア国際共同委員会?を通じていかに国際的な友情を築くことができるかを紹介したこちらのビデオをご覧ください。ソーシャルメディア、ニュースレター、クラブや地区のウェブサイトでこのビデオを紹介し、これらのプログラムが提供する機会について広く伝えていきましょう。また、このビデオを次回のオンライン会議や行事で放映することもご検討ください。

「ロータリー奉仕のニュースレター」は、大きな成果をもたらし、人びとの行動を促すような奉仕プロジェクトをロータリー会員が計画するための参考情報を掲載しています。隔月で発行されるこのニュースレターは、受信申込者のほか、ガバナー、地区社会奉仕委員長、地区国際奉仕委員長に送信されます。関心のある方に自由に転送していただいて構いません。
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